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知財人材育成スクール(初級編)~東京都中小企業振興公社facebook紹介ページより~

執筆者の写真: 義博 黒田義博 黒田



【講義日報vol.4 社内規程、営業秘密、不正競争防止法

~自社の発明を守るための適切な選択・管理体制を考えよう!~】

皆さんこんにちは 知財スクール事務局です。

さて、本日は、9月7日に実施した第12回目「#社内規程  #営業秘密 #不正競争防止法」講義の模様をご紹介します

さて、スクールの講義もいよいよラストスパート、特にここからは、現場の実務に直結することが多いテーマが盛りだくさんです

はじめに、不正競争防止法と営業秘密に関する説明がありました。

不正競争防止法は企業間での不適切な競争を防止するための法律です。

(※詳細は下記リンクよりご確認ください!)

【経済産業省 不正競争防止法】

また、この不正競争防止法と絡めて、営業秘密の要件についても解説いただきました。

特に、公知(公に知られること)になってしまうと営業秘密として保護できなくなってしまう「非公知性」がポイントです

「非公知性」を確保するためには、社内での管理の仕方に相当な工夫が必要になります。

講義の後半では、そうした営業秘密の漏えい対策と社内規程の整備について解説いただきました。

そして、グループワークでは、上記のような留意事項を手当てすることなく特許出願してしまった仮想企業の事例をもとに、特許出願のリスクやデメリットについてディスカッションしました

特許出願したほうがいいと考えがちですが、保護期間の再検討やコストをかけるだけの事業性があるかどうかなど、様々な視点での議論が繰り広げられました

これを踏まえて「特許出願をするか」or「ノウハウとして秘匿化するか」の判断を適切に行い、それぞれの選択に適した管理体制の整備が重要になります!


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